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https://tokimusubi-hinata.myshopify.com/
Password:test - 使用プラグイン -Plugins-
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Book That App 公式ページ
Shopifyを活用して、宿泊予約やサービス予約など「時間や枠」を伴うビジネスモデルを構築したい事業者にとって、適切な予約システムの選定は非常に重要なポイントです。
その中で今回デモサイトで使用したのが、「Book That App」という予約アプリ。
実際に導入・検証を行ったところ、宿泊施設・キャンプ場・美容サロン・レンタルサービスなど、多様な業態に柔軟に対応できる機能性を備えています。
「Book That App」で実現できた具体的な予約機能や運用上の工夫点、導入時に感じた課題点について、実例を交えて詳しくご紹介します。
- できたこと・便利だったこと
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1. 部屋ごとの予約制御(同日の重複防止)
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食事プランごとに商品を分けても、同日に同じ部屋の重複予約を防止可能。
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つまり、部屋が1つしかない場合、違うプランでも同じ日に2件入ることはありません。
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応用すれば、「スタッフごとの枠管理」にも使えます。
2. 空室検索が可能
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「部屋」「プラン」「目的」などで絞り込んで予約枠を検索できるUIを構築できます。
3. カートの一時キープ機能
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未決済のカートは保持時間を設定できます。その間は他のユーザーが同じ時間枠を予約できません。
4. ワンクッションでキャンセルポリシー確認
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カレンダーから日付を選択したあと、カートに追加する前にキャンセルポリシーなどの確認画面を挟むことができます。
5. Googleカレンダー連携
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スタッフや担当者がGoogleカレンダーで予約状況を確認できます。
6. Liquidで一人あたりの金額表示に対応
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商品ページで人数に応じた料金表示もLiquid(コードカスタマイズ)でカスタマイズできます。
7. 予約確認・リマインダーメールのカスタマイズ
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自由にメールテンプレートを編集可能。リマインダー送信も設定できます。
8. その他の便利機能
・電話や直接注文に対応できる「手動予約作成」
・デポジット(保証金)の事前取得
・契約書や免責事項のアップロード
・リマインダーにPDFチケットを添付
・「Lag Time」機能で、前後の空白期間を自動で挿入(例:清掃時間)
・最小・最大利用日数の設定(例:2泊〜14泊まで)
・ハイシーズン料金の設定
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- できなかったこと・注意点
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Shopifyと相性の良い予約アプリ「Book That App」ですが、以下のような導入時に注意すべきポイントや不得意な部分も存在します。
1. 管理画面が英語
・管理画面・設定項目・通知メールの初期テンプレートなどはすべて英語。
・英語に不慣れな方にはハードルがあり、導入時やカスタマイズ時にサポートが必要な場合も。
2. カレンダーに空き状況(○×)を表示できない
・サイト上の予約カレンダーで、直感的な「空きあり/満室」のマーク表示はできない。
3. 複雑なオプション構成に弱い
・「部屋 × 人数 × 食事プラン × 宿泊日数」など、複数条件による価格変動がある宿泊施設には不向き。
4. キャンセル処理が二重になる可能性
・ShopifyとBook That Appの両方でキャンセル対応が必要になる場合がある。
・予約の削除や返金が連動しないため、管理ミスに注意。
- 向いている用途・業種の例
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● 宿泊系サービス
・グランピング施設・キャンプ場
→ サイト単位での予約、食事プラン追加などに対応
・古民家・一棟貸し・民泊
→ 清掃時間の自動ブロック(Lag Time)も可能
● 美容・施術サービス
・美容室・ネイル・エステサロン
→ スタッフ別のスケジュール管理、Googleカレンダー連携が有効
・整体・鍼灸・カイロプラクティック
→ 指名予約や前後の準備時間を反映したスケジュール構築に対応
● レンタル・貸し出しサービス
・撮影機材、スノーボード、キャンプ用品などの貸出
→ 最小/最大レンタル期間、数量管理、デポジット取得などが可能
● ワークショップ・体験型イベント
・陶芸教室、料理教室、英会話などの少人数制講座
→ 定員制、日程選択、リマインダー送信などに対応
● サウナ・貸切スペース
・貸切サウナ、会議室、イベントスペースなど
→ 時間枠での管理に強く、1枠1グループ制にも適応可能
- 実装例 時間予約
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サウナ時間予約
条件
・営業時間は14時-20時 1室のみ
・1枠90分で予約可能
・使用後の清掃等で次の予約まで30分開ける必要あり予約
・15時-16時半で先行予約があった場合、
14-15時半の枠、17時スタートまでの予約が自動で不可となります。 - 実装例 人数選択(バリエーション)+キャンセルポリシーの確認
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1つのプランに人数のバリエーションを持たせ、それぞれの選択により価格が自動で変動
キャンセルポリシーを確認し、チェックマークを選択しないと予約できない。URL:https://tokimusubi-hinata.myshopify.com/products/kazemusubi
- 実装例 人数選択(オプション)
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1つのプランに対して複数のオプションを設定できます。
その他の活用例:追加の布団の数、追加の貸出サービスなど。オプションの定数を設定でき、予約全体で定数を超えた選択ができません。CASE①のバリエーションを持たせるパターンより数量の選択や持てるオプションの数が多く実装できます。
またオプションの選択画面には画像も選択できます。 - 実装例 空室検索+プラン絞り込み
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・空室検索 部屋、プラン、目的で絞り込み検索ができる
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